2/9、未来のために、 こどもの城 「どうしたい?」「こうしたい!」 パネルディスカッションを無事に開催いたしました。

ご参加いただいた皆様、ご参加叶わなかったものの応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

6名のパネリストの方々に、「こどもの城、こうしたい!」をお話しいただき、会場からもたくさんの声をいただきました。

大切な場所なのでこのまま残してほしい、という声があがる一方で、東京都の予算案の中にあった「周辺都有地と合わせた⻑期的活⽤のあり⽅を検討」という箇所がどうしても無視できず、やはり長期的には再開発になるのか、なども話し合われました。

*「周辺都有地」とは、パネルディスカッションでもご紹介したこちらです

パネルディスカッションの翌日、NHKで以下の報道が流れました。
【旧こどもの城周辺を一体活用へ】
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190210/0025323.html

更に翌日、朝日新聞にもこちらの記事が出ました。
【「こどもの城」五輪でも活用へ 都が600億の予算計上】
https://www.asahi.com/articles/ASM2B2Q2GM2BUTIL001.html

朝日新聞の記事のよると、
①2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、ボランティアの研修会場やスタッフらの休憩場所として使う

②2020年のオリンピックパラリンピック以降は
・3階プレイホールは壊さず残す
・円形劇場、青山劇場は改修したうえで、芸術活動を行える多目的ホールにする
・ほかにも、高齢者の学びの場や、障害がある人もない人も利用できるスポーツ施設、女性向けの起業支援施設などもつくる

③2029年に隣りにある国連大学の借地権が更新になるので、そのタイミングで計4・5ヘクタールを一体的に整備したい

とのこと。

この計画について、2/14の東京都議会の財政委員会で計画が発表されるとのことだったので、詳細を知るために有志の会メンバーが傍聴に行っていたのですが、午前中に行われていた理事会が中断、休憩になってしまい、残念ながら傍聴することができませんでした。

いずれにせよ、
●短期的視点
→2020年のオリンピックパラリンピックでどう活用するか

●中期的視点
→2029年の国連大学借地権更新までの間、どう活用するか

●長期的視点
→2029年以降の「一体開発」をどうするか

と言う、3つの視点で考える必要があるようです。

また、パネルディスカッションでこどもの城元職員である遠藤由加里さんがお話されていたとおり、「何を残したいのか?」ということ。
建物や施設があればそれでいいのか?
こどもの城が持っていたソフト面での機能の部分は、どう捉えるのか?

その辺りも、考えていく必要があります。

いずれにせよ、たくさんの声を集めて届けることが大切です。
ネット署名を3月末まで延長しました。
ぜひ、引き続きのご協力を、お願いいたします!
こちらより↓
東京都へ向けたネット署名はこちら