ブログ管理者が2月から月末月初めが忙しい仕事に変わり、ブログ更新が半月ぶりになってしまいました。

さて、この間、「有志の会」メンバーは、政治家のみなさんに、こどもの城・青山劇場・青山円形劇場のかけがえのなさを知っていただくべく、院内学習会の準備にとりかかっています。

先日は、朝日新聞に「子育て支援 児童館推進で持続可能に」(このブログでも2月11日付けで紹介)という論考をよせていた村山祐一・帝京大教授にお会いして協力のお願いをしました。

村山先生ご自身も民営の児童館の運営にたずさわっているそうで、

「子ども子育て新システムは、待機児童解消と学童保育にお金を割いているが、児童館と学童保育は全く異なるものである。児童館だけが0歳から18歳までの子どもと親がいつでも利用できる場所であり、土日も利用できるため、共働きでも家族で集える場所になる。核家族化と社会構造の複雑化により、子育てはますます孤立化している。私の持論では1小学校区に1児童館が必要だ。現在児童館は4300だが、小学校は2万箇所あるので児童館も2万カ所必要。学校とは別に子どもが自分らしく入れる場所は必要である。私が運営している児童館は来館者が増えてきている。つまり、地域の中で親子が集える場所のニーズが高まって来ている。求められていることを肌で感じている」

など、ここでは書ききれませんが、大変貴重なお話をうかがえました。存続運動にとりくんでいる私たちも大変励まされています。
 
こどもの城は、ますます役割が高まっている児童館の全国の中核施設。絶対なくすわけにはいかない。ますます、有志の会のメンバー一同思いを強くしています。
 
国会の方も先月半ばにおこなった議員会館まわりの後、いろんな動きがでています。

まず、与党。

古屋範子・衆議院議員 ブログで「私も、子どもが小さい頃、子どものためのミュージカルを観に行った記憶があります。存続する方法はないのか・・・努力してみようと思います」と掲載しています。政権交代で新しく与党になった方々が、前政権のもとで官僚主導で決められた決定を覆すことに期待しています。 → ブログ

そして、野党。

生活の党の森ゆう子参議院議員が予算委員会で質問しました。答弁は、けんもほろろ、というものでしたが、存続を願う声が、国会の中で代弁された第一歩となりました。国会質問が繰り返されていけば、国会議員の共通の問題になります。この問題について知る人が増えていけば世論も大きくなります。 → 質問該当部分

こどもの城の視察にいかれた議員もいます。

福島みずほ 参議院議員 社民党党首 → ツイート
   
田村智子  参議院議員 共産党厚労委員 → 記事

議員会館をまわって要請する中で、上記の方以外にも、こどもの城・青山劇場の存続に、好意的な方がたくさんいました。訪問後すぐに、国会内で、他の党の国会議員にはたらきかけてくれている方もいます。

国会議員の中で、こどもの城・青山劇場・円形劇場の存続にむけて、超党派の大きな動きができることを願っています。

その後ろ盾になるのが、国民の世論、署名の数です。現在、国会請願署名は約2万筆です。ネット署名は約6千筆です。さらなるご協力よろしくお願いします。

次回署名行動は、(すべてこどもの城前)

3月8日 (金) 午後1時〜2時
3月24日(日) 午後1時〜2時 および3時〜4時