去る10月30日(水)の署名では賛同人の谷山浩子さんのコンサートということもあり、谷山さんがツイッターなどでよびかけて知ってくれている方も多く署名してくださいました。

おなじく賛同人の中西俊博さんと長年、円形劇場の「ア・ラ・カルト」で共演されている女優の高泉淳子さんも稽古前の貴重なお時間に署名してくださり、その場で賛同人になっていただくことをご快諾いただきました。高泉さんは劇場だけでなく城にも強い思いがおありのようで、こども達の集まるこどもの城は本当になくしてはならないと、ア・ラ・カルトのパンフレットにも書いてくださっているそうです!

また、10月12日に行った座談会「いま、こどもの居場所を考える 児童館行政の今後」にもお越しいただいた日本児童青少年演劇劇団協同組合(児演協)と劇団代表の千島清さんもそれぞれ賛同団体・賛同人になっていただきました。児演協は児童健全育成推進財団の事業として全国児童館優良演劇巡回事業を引き受けていて、千島さんの劇団も実際に上演している担い手となる劇団のひとつだそうですが、これも厚労省内の判断で廃止が決定したそうです。民主党時代に民間人を加えた事業仕分けで一度は存続が決定した事業が省内の判断で簡単に廃止が決まってしまうことはプロセス的にもおかしいですし、こどもたちに優れた演劇などの芸術作品を触れる機会は行政が積極的に作っていかなければならないことであるのに、それに対する公費をどんどん削減していってしまうことは本当に残念です。

今年6月に提出した請願署名は継続審議中ですが、現在開会中の第185回臨時国会で「こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を求める請願」の新たに集まった分の署名を再提出する方針です。お手元に署名をお持ちの方は署名用紙に印刷された集約先住所まで、来週中をめどにお早めにお送りください。

こうした請願は継続的に提出を続けることが政府や社会に対して問題への関心を引き付けるために重要です。まだまだこどもの城の閉館問題自体がよく知られていないのが現状ですから、署名集めは今後も続けていきますので、今後ともみなさまのご協力をよろしくお願いします。

また、こどもの城や両劇場の重要性がひとめでわかる呼びかけ用チラシに、新たに公式サイトのQRコードを入れるなど一部更新したものを公開しました。印刷して身近な方や知り合いの方などに配布していただけたらうれしいです!