ご報告が遅くなりましたが、10/12(土)、オリンピックセンターで、座談会「いま、こどもの居場所を考える 児童館行政の今後」をおこないました。

当日の模様については、こちらの動画をごらんください。

日本保育推進連盟副会長の大島和夫さんからは、保育園、児童館をつくり、運営してきた立場からの実感のこもった報告がありました。〝こどもの城で職員が研修を受け、児童館の運営をおこなってきたのに、国からの補助金がカットされ、さらにセンターであるこどもの城を廃止にするというのは、ハシゴをはずされたようなものだ。子どもたちの夢をつぶしてはいけない〟というお話がありました。

帝京大学前教授の村山祐一さんからは、昨年成立したこども子育て支援関連法の中で、児童館が基本事業に位置づけられなくなり、児童館関連事業の財源であった児童手当拠出金も児童館に使えなくなったこと、このままいけば児童館が大激減する危険性があることなど、国の児童館行政の問題点と転換の必要性がはなされました。

フリージャーナリストの猪熊弘子さんからは、4人のこどもを育てている働く母親の立場とジャーナリストの立場から、公的に支えられた児童館がこどもの育ちにとって必要なことが話されました。

座談会には、一般の参加者以外に、都議会議員1人、渋谷区議会4人、港区議会議員1人と、地元の議員のみなさんの参加がありました。

都議会議員の方は杉並の児童館の「ゆう杉並」がこどもの城をモデルにつくられたことを紹介しながら、存続に向けて取り組みたいという発言がありました。

渋谷区議会議員の方からは「地元自治体としてどうにかできないか、渋谷区と港区で話し合いがはじまっている」ことや「渋谷区内の児童館立て替えにともなう仮の施設では指導員がおらず、こどもが遊びにこなくなっている」ことの報告がありました。港区議会議員の方からは、区議会で全会一致で意見書をあげ、街の中で署名を集めている報告がありました。

参加した児童演劇関係者からは、「児童館巡回事業」の補助金の全廃が決まったという衝撃的な報告もありました。また、児童館館長さんや、利用者のみなさんからの発言もありました。

いくつかのメディアの取材もありました。

途中、是枝裕和監督のメッセージ、堀潤さんからのビデオメッセージなども折り込み、6日で1年を迎えた有志の会のこれまでの活動をご紹介しました。

堀潤さんからのビデオメッセージは、こちらをごらんください。

今回の座談会を通じて、さらに一回り、こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続に向けて協力の輪が広がりました。

今後、国会への働きかけ、地元自治体への働きかけなど、すすめていきます。引き続き、お力お貸しください。