「サンデー毎日」12月29日号の住吉美紀の熱烈対談に、青山円形劇場で「ア・ラ・カルト」を公演中の、女優・劇作家・演出家の高泉淳子さんが登場。5ページにわたる対談の中で、こどもの城の閉館の不当性を語っていますので紹介します。

住吉 それにしても、この「こどもの城/青山円形劇場」が閉館というのはさみしいですね。

高泉 こんないい場所にね、子どもたちが集まれる場所があるって、これは本当に東京の宝だと思います。少ないお金で歌える場があって、楽器を習えたり、絵を描けたりできるんですよ。音響も新しいのを入れたばかりだし、耐震工事もやった。結局、〝お上の事情〟なんですよ。

住吉 老朽化なのかと思っていました。

高泉 「児童館としての役割を終えた」と。それが最近出てきた理由です。その前は老朽化が理由だったのに‥‥‥。

住吉 でも、私としては30年、35年と続けてほしい。

高泉 レストランからもお声を掛けていただいたり。これを機会に、そういうこともできるように、もっと自由自在に動けるような作品になっていったらと思っています。だからファイナルではなく、アニバーサリーなんです!

IMG_3147

 
サンデー毎日2013年12月29日号(クリックするとサンデー毎日サイトに飛びます)